2025年4月22日、日本オラクルは、三菱UFJ銀行が運営する個人向けインターネット・バンキング・サービス「三菱UFJダイレクト」のシステム基盤を「Oracle Exadata Database Machine」などで刷新したと発表した。なお開発は、三菱UFJインフォメーションテクノロジーが担っている。
三菱UFJ銀行は、三菱UFJダイレクトのシステム基盤刷新にあたり「Oracle Exadata」を採用。従来から利用している「Oracle Real Application Clusters」に加え、「Oracle Data Guard」を新たに導入することで、高い性能と可用性を実現したとのことだ。また同行では、「Oracle Base Database Service」「Oracle Cloud VMware Solution」など、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を検証環境にて利用し、評価を進めているという。
今後、セキュリティ基準が高いシステムにおける「Oracle Exadata Cloud@Customer」の評価を検討しているとする。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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